退職を切り出せないあなたへ【無理して勇気を出す必要はありません】

退職を切り出せないあなたへ【無理して勇気を出す必要はありません】

退職したいのに、上司や同僚のことを考えると、なかなか勇気が出ないですよね。

結論から言うと、退職を切り出すことは悪いことでも申し訳ないことでもないので、ハッキリと伝えましょう。

なぜなら、「退職する」ことは相談ではなく事実で、法律上何も問題のないことだから。

 

そこで今回は退職を切り出せない人の原因と対処法について解説します。
本記事を読むことで、退職を切り出せない悩みを解決することができ、次のステップに進むことができるので、ぜひ最後までご覧ください。

退職を切り出せないあなたへ・・・

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退職を切り出せないで悩んだ話【筆者の体験談】

退職を切り出せないで悩んだ話【筆者の体験談】

 

退職を切り出せない気持ち、めちゃくちゃわかります。

僕も前職を退職する時、結局言い出せずに転職してしまったから。

けいみー
そこで、実際に僕が退職を決意して切り出すまでのストーリーを、少しだけご紹介しますね。

退職を切り出す決意をした新卒6か月目

 

僕が退職を切り出す決意をしたのは、新卒で入社して半年たった頃でした。

新卒で入社した会社は、俗にいうブラック企業でして、残業代は出ないわ上司は怒鳴り散らすわで大変。

「社会人ってこんな大変なのか」と、学生時代に遊んでばかりの僕は、恐怖を感じたのを覚えています。

けいみー
来る日も来る日も怒られ、夜遅くまで残業し、休日も出勤する日々。

いま思うと、あのひどい環境でよく6か月も我慢したなと思うくらい、最低な職場でしたね。

半年たって、「いつ退職しようか」「さすがに早すぎるかな」「でも辞めたい」と、迷いが出てきました。

将来のことや仕事のこと、人生のことを考えていくうちに、僕はようやく退職を決意することになります。

 

「退職します」の一言が切り出せなかった

 

退職を決意した僕は、いつ「退職します」と切り出すかを悩んでいました。

上司はいつも怒っていて怖いし、僕含め全員がバタバタと毎日仕事に追われていたから。

切り出すタイミングを見計らっては諦め、「明日こそは」と思ってまた言えずの繰り返し。

けいみー
気がついたら、退職を決意してから1ヶ月以上が経とうとしていました。我ながら情けない。

次第に、自分が退職しない理由を無理やり見つけるようになっていきました。

「ただでさえ忙しいのに、僕が辞めたらみんな困る」「上司に引き止められて退職できない」「嫌がらせされたらどうしよう」など、いろんな想像をしました。

そうやって時間だけが過ぎ、働きすぎとストレスで、身も心もボロボロに。

けいみー
結局、退職を切り出す前に、自分が体調を崩してしまったんです。

友人から「お前大丈夫か?顔色悪いぞ」と言われ、今のこの状況のヤバさに気がつきました。

「早く逃げないと人生めちゃくちゃになる」と思い、必死に転職活動を始めたんです。

それから3か月後(入社から10か月目)に、転職先が決まり、後は退職を切り出すだけとなりました。

 

悩んだ末、切り出せずに使った退職代行

 

結論から言うと、僕は退職を切り出せませんでした

情けない話ですが、上司に怒られるのが嫌で、同僚に迷惑がられるのも嫌だったから。

心の中で「申し訳ない」と何度も言いながら、退職代行を使うことにしました。

けいみー
当時は退職代行は全く知られておらず、たまたまネットで見かけたレベル。

担当者の方に今の会社の状況を伝え、入念に打ち合わせをした上で、退職を切り出す日にちを決めます。

いざ退職日の当日、バックバクの心臓とは裏腹に、あっけなく退職が決まったんです。

まるで魔法のように、スッと一瞬で。

けいみー
退職を切り出せないとあれだけ悩んでいたのに、退職代行の担当者から、「あっ、終わりましたよ」と一言。

僕は驚きとともに、今まで背負ってきた大きな十字架を下すことができて、安堵のため息が出ました。

担当者の方からも、「退職は悪いことではないので、気にしなくて大丈夫ですよ」と言ってもらえたことで、なんだか救われた気持ちになりました。

退職を決意してから切り出すまでに、3ヶ月以上悩んだ結末は、1日でサクッと完璧に終わりを告げました。

 

もちろん社会人のマナーとして、「退職くらい自分の口で伝えるべきだ」という意見もあります。

しかし、自分で伝えることにこだわりすぎて、ストレスになってしまっては本末転倒です。

退職は僕たちに与えられた当たり前の権利なので、堂々と退職を切り出しましょう。

 

詳しくは「退職代行おすすめランキング3選【本当に良いものだけを厳選】」へ

 

退職を切り出せない5つの原因

退職を切り出せない5つの原因

 

退職を切り出せない5つの原因について解説します。

退職を切り出せないのは人それぞれ状況は違いますが、基本的には他人の顔色を伺いすぎです。

けいみー
なぜなら、かつての自分がそうだったから。

✓ 退職を切り出せない原因

  1. 上司が怖い
  2. 退職理由に困る
  3. 後任者がいない
  4. 引き止められそう
  5. 上司や同僚に申し訳ない

詳しく解説します。

 

原因①:上司が怖い

 

退職を切り出せない原因1つ目は、上司が怖いから。

普段からよく感情的に怒る上司だと、退職を切り出したら何て言われるか不安になりますよね。

そもそも、ただ話しかけるだけでも億劫になる上司もいます。

けいみー
また、退職を切り出した後の対応を心配する人もいます。

例えば、職場内で無視などの嫌がらせをされたり、わざと雑用を押し付けられたりなどです。

とはいえ、退職を切り出した後の対応なんて、極論気にしなくていいんですよ。

どうせ辞めるし、それで対応を変えるなら、所詮その程度の関係性だったということだから。

 

むしろ退職できて良かったと思って良いレベルですよ。

 

原因②:退職理由に困る

 

退職を切り出せない原因2つ目は、退職理由に困るから。

退職理由がネガティブな理由だった場合、本当のことを言うべきか迷いますよね。

かといって嘘をつくのはなんだか嫌だし、なんて伝えれば良いかわからず悩んでしまいます。

けいみー
退職理由は僕も悩みました。「会社の未来がない」が理由だったからです。

しかし退職理由は必ずしも、本音を伝えなくても大丈夫です。

例えば、僕の「会社に未来がない」が理由だった場合、そのまま伝えれば残った人を侮辱することになるから。

退職する前に恨みを買う必要はないので、「実家に帰る」や「新しい仕事に挑戦したい」など、当たり障りのない理由を伝えるのがベストですね。

 

原因③:後任者がいない

 

退職を切り出せない原因3つ目は、後任者がいないから。

職場が人手不足で、どうみても仕事を引き継ぐ人がいない場合、退職を切り出すことを躊躇してしまいます。

とはいえ、退職を切り出した後に後任者を手配する会社がほとんどなので、あなたが気にしなくて大丈夫。

けいみー
仮に退職の意思を伝えたのに、後任者が決まらず引き継ぎできなくても大丈夫です。

なぜなら、退職前の引き継ぎは義務ではありませんし、後任者を用意しない会社の責任だから。

人手不足だからといって退職者が辞められず、期間を延長するのはおかしな話です。

そのようなだらしない会社は、あなたが延長したところで用意するどころか、理由をつけてあなたを会社に縛り付けてくるはずですよ。

 

会社に来を使ってばかりいては、いつまで経っても退職できません。

関連記事:退職の引き継ぎが間に合わない!よくある原因と対処法を解説

 

原因④:引き止められそう

 

退職を切り出せない原因4つ目は、引き止められそうだから。

退職を切り出せない人の多くは、引き止められることを恐れているケースがほとんどです。

例えば、自分しか知らない仕事があったり、明らかに人手不足な職場などですね。

けいみー
僕も引き止められた経験があり、上層部に居酒屋に連れていかれ、3時間にわたって引き止められました。

「希望の部署に行かせてやる」とか「今はまだもったいない」とか「待遇を改善する」など、あの手この手で引き止めようとしてきます。

よく考えればわかることですが、会社が引き止めるには必ず裏があります。

 

そもそも、辞めると言った途端に待遇を改善するなんて、社員を舐めているとしか考えられません。

このような会社は残ったところで何も変わらないので、早く見切りをつけないと、道連れになってしまいますよ。

 

関連記事:退職引き止めに揺らぐあなたへ。残ると必ず後悔します【理由を解説】

 

原因⑤:上司や同僚に申し訳ない

 

退職を切り出せない原因5つ目は、上司や同僚に申し訳ないと思うから。

今までお世話になったという意識から、上司や同僚に対して裏切るイメージがありますよね。

特に職場の人間関係が良かった場合、退職を切り出すのは気が引けます。

けいみー
しかし、感謝の気持ちを持つことと、退職を言えないことはまるで話が違います。

お世話になった人たちに感謝をするのは当然ですが、だからといって退職しない理由にはなりません。

どんなに職場の人が良くても、会社の給料や休み・事業内容を決めるのは上司ではないから。

何か理由があって「退職したい」と思っているはずなので、同情に流されるのはもったいないですよ。

 

関連記事:転職・退職は裏切り者扱いされるが、全く気にしなくて良い理由を解説

 

退職をうまく切り出すポイント

退職をうまく切り出すポイント

 

退職をうまく切り出すポイントについて解説します。

切り出す勇気が出ないとズルズルいってしまいますが、先延ばしにしてもメリットはないんですよね。

けいみー
期間やタイミングを機械的に決めて、切り出すしかありません。

✓ 退職を切り出すポイント

  1. 退職の1ヶ月前に切り出す
  2. 事前に上司とアポを取っておく
  3. 相談ではなく退職の決意を表す

詳しく解説します。

 

ポイント①:退職の1ヶ月前に切り出す

 

退職を切り出すポイント1つ目は、退職1ヶ月前に切り出すことです。

退職を切り出した後に働く期間が長いと気まずいですし、下手すると嫌がらせを受ける危険があるから。

法律的には2週間前までに申し出ればOKですし、有休消化を入れれば1ヶ月が妥当ですね。

けいみー
また、退職を切り出す時期が早すぎると、ボーナスに影響する可能性もあります。

例えば、退職者のボーナスを減額したり、悪い評価にされることがあるから。

実際に僕の会社でも、ボーナス支給前に退職を伝えたことで最低評価になり、営業成績トップなのにボーナス60%カットされた人もいます。

 

会社を訴えて勝訴した事例もあるようですが、裁判になると時間とお金を奪われます。

退職を切り出す前に、しっかりと会社の就業規則を読んでくださいね。

 

関連記事:退職を伝えたらボーナス減額された!辞める前に注意してほしい

 

ポイント②:事前に上司とアポを取っておく

 

退職を切り出すポイント2つ目は、事前に上司とアポを取っておくことです。

退職のような重い話は、上司にも心の準備が必要だから。

事前に時間を取ることはもちろん、できれば退職の意思があることを事前に伝えておくのがベストですね。

けいみー
とはいえ、常にバタバタしていて、それどころじゃない職場もあります。

僕の前職でも、上司に話しかけようとすると「今は忙しいから後にして!」と言われる始末でした。

結局なにも言えないまま2ヶ月以上経ってしまったので、無理にでも退職を切り出せなかった自分に少し反省しています。

できれば事前に時間を取ってもらって、ゆっくりと退職を切り出しましょう。

 

ポイント③:相談ではなく退職の決意を表す

 

退職を切り出すポイント3つ目は、相談ではなく決意を表すことです。

退職を切り出す時に、相談のように話してしまうと、引き止められる確率が高くなるから。

あくまで「退職します」という意思を伝えることであって、相談ではありません。

けいみー
よく、「退職させてもらえるか不安」という人がいますが、そもそも考え方が違います。

退職はさせてもらうのではなく、するものです。

つまり、退職するのは自分の意思のみで、会社や上司の意思は関係ないということ。

 

会社と従業員は雇用という契約を結んでいるだけなので、意思を伝えればいつでも辞めて良いことになっています。

退職を切り出すことは、全く悪いことでもなんでもないですよ。

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退職を切り出せない時の対処法

退職を切り出せない時の対処法

 

退職を切り出せない時の対処法について解説します。

僕も退職を切り出せずに悩んでいた経験があるので、どのようにして退職したのかを共有しますね。

けいみー
結論、自分で言えなくても退職代行を使えば大丈夫です。

✓ 退職を切り出せない時の対処法

  1. なぜ辞めたいのかを再確認する
  2. 切り出すタイミングに注意する
  3. 切り出せないなら退職代行を使う

詳しく解説します。

 

対処法①:なぜ辞めたいのかを再確認する

 

退職を切り出せない時の対処法1つ目は、なぜ辞めたいのかを再確認することです。

辞めたい理由があったはずなのに、退職を切り出すことを意識しすぎて、本来の目的を忘れてしまうから。

例えば、会社の待遇に不満があった場合、退職を切り出さなければ一生解決しない問題です。

けいみー
退職を切り出すことと、生活の不満を天秤にかけると、決意が固まりますよ。

退職は人生の中でも大きなイベントなので、なんとなくという軽い気持ちで退職したい人はほとんどいないはずです。

退職を決意した時点で、自分の中に何らかの理由があるはずですよね。

人生は一度きりなので、勇気が出ないからといって我慢し続けても幸せにはなれませんよ。

 

対処法②:切り出すタイミングに注意する

 

退職を切り出せない時の対処法2つ目は、タイミングに注意することです。

タイミングを見誤ると、退職を切り出した後に気まずくなったり、迷惑がられるから。

具体的には、「繁忙期を避ける」「休日前」「朝」がベストです。

けいみー
なぜなら、繁忙期だと引き止められる確率が高るなり、夕方だと上司も帰る時間を気にするから。

また、休日前に退職の意思を伝えることで、上司が考える余裕ができるのもポイントですね。

あくまで目安なので、今すぐ辞めたいのに繁忙期を抜けるまで待つ必要はありません。

基本的には自分の都合を最優先にして、もし余裕があればタイミングに気を付けて切り出せばOKですよ。

 

対処法③:切り出せないなら退職代行を使う

 

退職を切り出せない時の対処法3つ目は、退職代行を使うことです。

退職代行を使えば、嫌な上司に顔を合わせることなく、即日で退職できるから。

もちろん自分の口で退職を告げるのが礼儀ではありますが、どうしても切り出せない場合は仕方ありません。

けいみー
切り出す勇気が出ずに、辞めたい会社にズルズルの残るのは本末転倒ですよ。

退職代行は約3万円前後の料金がかかりますが、ブラック企業でも合法的かつ安全に退職できます。

僕も最後は退職代行を使い、有休消化を含めて2週間で退職しました。

 

退職代行サービスは、家事代行や代行タクシーのような、その他の代行業と何ら変わりません。

勇気が出ないことで自分を責めずに、退職代行を使ってスムーズに次のステップへ進みましょう。

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退職を切り出すのに無理して勇気を出さなくていい

退職を切り出すのに無理して勇気を出さなくていい

 

退職を切り出せない原因と対処法について解説しました。

どうしても退職を切り出せない場合は、退職代行を使ってスムーズに退職しましょう。

退職を切り出せないからという理由で、ズルズルと仕事を続けるのは時間の無駄だから。

けいみー
退職を決意した時点で、あなたの今の仕事に対するモチベーションは低下しています。

モチベーションが低い状態で仕事をしても成果は出ないどころか、市場価値はどんどん落ちていきます。

つまり、後で転職したくてもできない状況で、手遅れになって後悔する可能性があるということ。

僕は退職を切り出せずに2ヶ月以上が経過し、後から本当に後悔しました。

けいみー
「なんでもっと早く退職しなかったんだろう」と、本気で悩みましたね。

退職を切り出すには勇気がいりますし、なかなか言えない気持ちもわかります。

しかし、退職は待っていても、時間が解決してくれません。

自分で勇気を出して切り出すか、退職代行に依頼するかの2択でしか実現しないんです。

 

人生は一度きりで、時間は有限です。

あなたのこれからの人生において、後悔のない選択をしてくださいね。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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