職場の人に相談できる雰囲気じゃない。
このままじゃ毎日が辛くて嫌になりそう。
職場が気兼ねなく相談できる人がいないと、悩みを1人で抱えてしまいますよね。
なぜなら、仕事の相談を職場に持ち込むと、最悪の場合トラブルになりかねないから。
- 職場に相談できる人がいないのは危険【体験談】
- 職場で相談できる人がいない原因【体験談】
- 職場で相談できる人がいないならプロに相談しよう
✔ 記事の信頼性
職場に相談できる人がいないのは危険
職場に相談できる人がいないと危険です。
そこで、相談できる人がいることの重要性と、1人で抱え込む危険性について解説します。
今回は、相談できずに悩んでいた【Tさん】にインタビューをさせていただき、体験談を文字に起こしました。
✓ 相談できる人がいないと危険な理由
- ネガティブな感情が連鎖する
- 過度なストレスは身体に悪影響
詳しく解説します。
危険な理由①:ネガティブな感情は連鎖するから
職場に相談できる人がいないと危険な理由①は、ネガティブな感情は連鎖するからです。
ただの星座占いで興味がない人でも、何か自分にとって良くないことが起きると、それと結びつけてしまうものです。
普段であればなんてことない出来事でも、「今日はツイてない日」「自分はなにをやってもダメだ」と、ネガティブな思考に陥ってしまいますよね。
また、周りの人にもネガティブな感情は伝わり、「やる気なさそうだな、こいつ」なんて思われてしまうこともあります。
自分ではそんな気はないのに、自分の気持ちとは関係なく、他人から評価されてしまうのが現実。
身から出たネガティブは、周囲の人の印象にも影響するということです。
星座占いを例にすると・・・
- 星座占いが最下位
- 落ち込む
- 仕事でミスをする
- 星座占いが最下位だから
- 先ほどの仕事のミスを引きずる
- またミスをする
- 落ち込む
といった感じです。
客観的に一つ一つの事象を見てみると、実はそれほど関連性は有りません。
つまり、ネガティブな感情は自分1人で悩むのは危険なので、相談できる人を探しましょう。
誰かが「そんなことないよ!」「気にしないで大丈夫」と言ってくれるだけで、気持ちが楽になるものです。
どうしても相談できる人が作れない場合は、心機一転新しい職場に行くのも選択肢の一つですよ。
危険な理由②:過度なストレスは身体に悪影響だから
職場に相談できる人がいないと危険な理由②は、過度なストレスは身体に悪影響だからです。
相談できる人がいない環境は、あなたの身体にとって非常に大きなストレスとなります。
例えば、スポーツの試合や学校の期末テスト、ピアノ発表会など、これまで練習や勉強してきたことを発揮しなければならないという場面。
- 「今日は本番だから失敗してはいけない」
- 「テストいい点取るために、漢字を暗記したから間違えられない」
- 「これまで辛い練習をしてきたんだから負けたくない」
これが、ストレスがもたらす身体への悪影響です。
みなさんも聞いたことがある「うつ病」や「パニック障害」ですね。
【 Tさんの体験談 】
私は、数年前に「パニック障害」を患いました。
当時の生活環境は、肉体的にも精神的にもつらい状況で、思い出すだけで寒気がします。
私は実家から職場に通っていたので、両親と兄弟も一緒に生活していました。
しかし、父の仕事や母の態度が原因が夫婦喧嘩は絶えず、毎晩のように怒号が飛び交い、父の悲しそうな背中を見ていました。
いつもの感情的な発言だと思っていたのですが、翌年、両親は離婚し家族全員、父を残し実家から去っていきました。
こうなる事は心のどこかで想定していたのですが、いざ、そうなってみると自分では想像していなかった程に、ショックを受けたのを覚えています。
私は上司の仕事をフォローするために、車で日本中を走りまわる日々がおよそ1年続き、肉体的・精神的に追い込まれてしまいました。
それでも、職場には相談できる人もいなくて・・・本当にきつかった。
両親の離婚が成立し、上司が退院してきた頃、私の身体に異変が発生しました。
幸いなことに目的地まで数キロだった為、なんとか高速を降りて、近くのコンビニに車を停めて休みました。
この時の私には、自分になにが起こったのかさっぱりわかりませんでした。
しかし、病院にいっても身体に異常は無く、健康だと言われる始末。
まさかと思い、心療内科を受診したところ、「パニック障害」だということが分かりました。
意味もないのに不安な気持ちが広がり、この世の終わりだと思いましたね。
- いつもの道なのに怖くて歩けない。
- 買い物したいのに外に出られない。
- 周りの人に笑われているように感じる
現在では月に1度通院し、薬の処方をしてもらっていますが、以前とほぼ変わらない生活を送れています。
私の担当してくれている医師曰く、パニック障害の怖いところは「うつ病を併発」してしまう可能性が有る事。
パニック発作では命は取られないが、「うつ病」には命を落とす可能性があると。
長々と語ってしまいましたが、ストレス(肉体及び精神的負荷)が心身に与える影響は、自分自身が考えているよりも大きなものだと痛感しました。
Tさんは、仕事のストレスと家庭でのストレスが重なり、相談できる人がいないから1人で抱え込んでしまったんですよね。
正直、自分の悩みを人に相談するのは勇気がいりますし、相手を信用する必要があります。
日本の自殺者は年間約2万人もいて、その原因の1位は「うつ病」。
誰にも相談できずに苦しんで、自ら命を絶ってしまう人はたくさんいます。
Tさんも、「まさか自分が」と言っているように、いつあなたが精神的に病んでしまってもおかしくありません。
1人で悩みを抱え込まずに、すぐに誰かに相談してくださいね。
職場で相談できる人がいない原因【体験談】
職場で相談できる人がいない原因を解説します。
学校を卒業して新社会人になった人や、異動などで新しい職場になった人は、特に悩みが尽きないと思います。
例えば、
- 仕事の内容が分からない
- 仕事の進め方がわからない
- お客様との話し方が分からない
など、悩みは尽きないですよね。
そんな時に頼りになるのが、職場の先輩や同僚・上司なのですが、中には「この人話しかけづらいなあ」なんて人もいます。
とはいえ、得意な人・不得意な人がいるのは当たり前ですし、それは相手にとっても同じことです。
この内容が少しでも共感してくれて、あなたの悩みの原因を解決できたら嬉しいです。
職場で相談できる人がいない原因①:人間関係が悪い
はぁ、人間関係系のトラブル…夢の暗示が本当なのか。
そして誰にも相談できないから心に留めるしかないんよね。
きっつ。— むにえる (@_MUNIERU_sub) March 1, 2021
職場で相談できる人がいないのは、【人間関係が悪い】場合がほとんど。
それでは、インタビューさせていただいた【Tさん】の職場で、実際にあった「人間関係」にまつわるエピソードをご紹介します。
【 Tさんの体験談 】
私の職場は都内にある従業員は10名かそこらの小さな会社。
勤め始めて7年が過ぎようとしたころ、ある朝出勤すると見慣れない顔が、私の向かいのデスクに腰かけていた。
私が挨拶をすると、その人は小さな会釈を返してくれたが、その後すぐに下を向いて黙ってしまいました。
しばらくして上司が出社し、「この人は今日から一緒に働く仲間だ」と説明を受ける。
だがこの後輩、コミュニケーションの取り方がとにかく下手で、ただの雑談でさえもままならない。
そして、この後輩のコミュニケーション能力は仕事にも影響してきました。
何度言っても「報告・連絡・相談」が出来ないどころか、上司に何か言われても返事もできない。
前述した通り、私は良好な職場環境を構築していく上で、最も重要なのは「人間関係」だと考えている。
みんなの歩み寄りや気遣いもあり、2年が過ぎるころには後輩も段々と会話に慣れてきたが、一部の上司は、報連相の出来なかった彼に嫌気がさし、あまり関わろうとしなくなった。
「こいつは、やる気がない」いう印象を持たれてしまった。
その空気を察してか、後輩もその上司と一緒の時は気まずそうにし、結局その後も相談し辛い状況になった。
第一印象で彼の人間性に先入観を持ってしまい、深くかかわろうとしなかった上司も悪いかもしれませんが、その基礎を作ってしまったのは後輩自身です。
この後輩の方も決して悪い人物ではなさそうですが、周囲からの理解は得にくい状況または印象を作り上げてしまったんです。
とはいえ社会人として生きていくとなら、時には苦手を克服する努力が必要になります。
1度でも職場で相談できる人がいない状況になってしまうと、周囲のイメージを変えるのは至難の業ですが・・・。
職場で相談できる人がいない原因②:相手が信用できない
私の人生の失敗の根幹は他人に対する信頼感欠如だと思う。人を信用できないから→相談できない→不安を一人で抱える→精神不安定→他人を信用できない、の負のスパイラルがある気がする。
— ぴじょん (@EPVw1ZPrnRHCrG3) January 13, 2021
職場で相談できる人がいないのは、相手が信用できないからというケースもあります。
相談するにも人によってはリスクが生じるので、信用できる人が職場にいなければ相談なんかできませんよね。
【 Tさんの体験談 】
前述した通り、私の勤める会社は少人数なので、必然的に上司や社長との距離も近くなります。
入社した当初から私は社長に気に入られ、現場作業も必ずと言っていいほど社長に同行していました。
とはいえ、まだまだ若輩者の私は、上司や社長に相談・確認すべきことがたくさんありました。
私の直近の上司は50歳半ばのおじさんで、歳が離れすぎているというだけでもなぜか相談し辛いのに、その上司は出張ばかりでほとんど社内にいないという状況。
仕方なく私は社長に相談するのですが…この社長、かなりの曲者で、まず人の話を聞こうとしないのです。
また、社長が関わった案件でトラブルが発生すると…「自分はそんなこと指示していない」「勝手にやった」等と客先に伝える為、一緒にやっている私は裏切られた気持ちになります。
そんなことが続くと社長への信用もなくなっていき、相談したくてもできなくなりました。
そう思った私は、社長及び上司から助言・指示をもらった時は必ず日付と時刻を明記の上、メモを取るようにしました。
しかしこちらも、そんな指示はしていないと言われる始末。
そこで私が取った対策は、「すみません、口頭だと間違えるかもしれないので、メモで頂けますか?」とお願いしました。
社長直筆のメモであれば、トラブルが発生したとき…「こういう指示の下対処しました」という動かぬ証拠になるからです。
結果、仕事はスムーズに回るようになり、現在では普通に相談やディスカッション出来る仲になりました。
「信用できないから相談出来ない(又はしない)」ではなく、「信用できなくなったけど相談する」という方法を選択したんですね。
Tさんのように、「どうにか現状を変えてやる!」と前向きに考えられる人は良いのですが、間違っても相談せずに1人で抱え込むのはダメ。
必ず「相談できる人」を見つけてくださいね。
職場で相談できる人がいないなら、プロに頼もう
職場(仕事)で相談できる人がいないなら、プロに頼みましょう。
相談できる人がいないからと言って、1人で悩みを抱え込むのは絶対にNGです。
最初は我慢できたとしても、いつか必ず限界がくるから。
まずは身近な人に相談してみたり、相談できる人がいなければプロにお願いしてくださいね。
✓相談できるおすすめ3選
- 家族や友人
- 労働条件相談ほっとライン
- 転職エージェントのアドバイザー
それぞれ詳しく解説します。
職場に相談できる人がいない場合①:家族や友人
職場に相談できる人がいない場合、まずは家族や友人に相談しましょう。
とはいえ、家族や友人は実情を理解していないため、その時だけの気休め程度にしかならないかもしれません。
また、家族や友人に弱みを見せられない人も多いと思うので、そうなると1人で悩みを抱えることになります。
やはり仕事のことを理解している人に相談するのがベストですね。
職場に相談できる人がいない場合②:労働条件相談ほっとライン
職場に相談できる人がいない場合、労働条件相談ほっとラインへの相談もアリです。
労働条件相談ほっとラインは、厚生労働省が管轄する電話相談窓口で、全国どこからでも相談することが可能。
具体的には
- 違法な時間外労働
- 労働による健康被害
- 賃金不払い残業
など、法律の専門知識を持つ相談員が、電話で相談に乗ってくれます。
月~金の平日は17:00~22:00、土日祝は9:00~21:00に開設しているので、職場や仕事に悩んでいる人は相談してみてください。
>>労働条件相談ほっとラインへ相談する
ただしあくまで相談だけなので、すぐに会社が良くなるわけではありません。
あくまで”相談できるだけ”なので、こちらも気休めにしかならないかもしれませんね。
職場に相談できる人がいない場合③:転職エージェントのアドバイザー
職場に相談できる人がいない場合は、転職エージェントのアドバイザーへ相談が1番効果的。
「今の職場(仕事)に不満がある。でもどんな会社に行けば良いかわからない」という人にはピッタリなんですよね。
僕にとっては転職エージェントのアドバイザーが救世主で、今でも心から感謝しています。
身近な人や労働条件相談ほっとラインで相談はできますが、根本的な解決ではないんですよね。
自分の気持ちが少し楽になっても、周りの人や環境が変わってくれるわけではないから。
転職エージェントは全て無料で利用できるので、使わない理由はないんですよね。
職場で相談できる人がいないのは会社が悪い
職場に相談できる人がいない原因と対処法について解説しました。
ぶっちゃけ、職場で相談できる人がいないのはほぼ100%会社が悪いです。
職場の人間関係や相談ができない環境は、会社が作り上げているものだから。
例えば、
- いつもイライラしている上司
- 残業ばかりで疲れ切っている先輩
- 全てを人のせいにする同僚
などですね。
社員は働く環境でいかようにも変わるので、職場環境を作っている会社が悪ければ、自然と相談できない雰囲気になります。
このように、まともな会社であれば「職場に相談できる人がいない」なんて状況にはまず陥らないということ。
転職エージェントなら、仕事の相談ができるだけでなく、あなたに合った企業を無料で紹介してくれます。
1人で悩まず誰かに相談するだけで、心が楽になりますよ。
詳しくは「【もう迷わない】登録必須のおすすめ転職サイト・エージェントを徹底解説」へ
退職トラブルに巻き込まれたくない人は、退職代行を使えばスムーズに退職できますよ。
詳しくは「退職代行の比較ランキング3選【メリット・デメリット・注意点まで全て解説】」へ
最後までご覧いただきありがとうございました。
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